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Androidのタッチペンの選び方|「使える」と「筆圧が効く」は別です

Androidのタッチペンの選び方|「使える」と「筆圧が効く」は別です

Androidで使えるタッチペンは、端末の対応が要らないペンと、端末の対応が要るペンの2つに分かれます。前者はどのAndroidでも指の代わりに線が引けます。後者は対応する端末でだけ動き、そのかわりペンとアプリも対応していれば筆圧や傾きが使えます。

買ったあとに困るのは、この2つを混ぜたときです。「使える(線が引ける)」と「筆圧が効く」は別の判定で、パッケージの「全機種対応」は前者の話であることがあります。Androidのペン選びでは、先に自分の端末がどちらを受け付けるかを確かめてから、ペンを選びます。

この記事でわかること

  • Androidのペンが「端末の対応が要らないもの」と「要るもの」に分かれる理由
  • 「線が引ける」と「筆圧・傾き・誤作動防止が効く」を分けて考える仕組み
  • 「全機種対応」の充電式ペンで、K-PLUSに寄せられる困りごと
  • USI・S Pen・メーカー専用ペンの違いと、公式に確認できる対応機種
  • 自分の端末で使えるペンを、型番から確かめる5つの手順
  • イラストを描くとき、学校でまとめて買うときに見るところ
  • K-PLUSのAndroid向けモデル(KPTC-01)が使える端末と、使えない端末
目次

Androidのペンは「端末の対応が要らないもの」と「要るもの」に分かれます

Androidのペンは、指と同じように画面に触れるペンと、端末のセンサーと通信するペンの2つに分かれます。

呼び方は「タッチペン」「スタイラスペン」「Androidペン」とばらばらですが、IT用語辞典のe-Wordsは、スタイラスペンを「タッチペンと呼ぶこともある」と説明しています。この記事でも同じものとして扱います。

Androidの公式サイトの解説(日本語版)は、スタイラスを「充電不要」と「充電式・電池式」の2つに分けています。ただし、この分け方だけで選ぶと失敗します。充電式の中に、細いペン先を動かしているだけのものと、端末のセンサーと通信して筆圧を送るものの両方があるからです。そこでこの記事では、電源の有無ではなく「端末の側に対応が要るか」で分けます。

分け方 中身 使える端末 筆圧・傾き
端末の対応が要らないペン 静電容量式(ゴム・導電性ファイバー・ディスク・POMのペン先など)。充電式で指の代わりをするものもここ 画面が指で操作できるAndroidスマホ・タブレット 効く前提で買わない
端末の対応が要るペン① 標準規格のUSI USIに対応した端末だけ 端末とアプリが対応していれば使える
端末の対応が要るペン② メーカー・製品群限定(S Pen、Xiaomi、Lenovo、NECのペンなど) メーカーが対応を公表している機種だけ 同上

図解:ペンを選ぶ前に見る順番

1. 端末の型番を控える
箱・設定画面で正式な型番を見る
2. 端末メーカーの公式を見る
「USI」「S Pen」「専用ペン」の記載があるか
記載あり
その方式のペンを選ぶ。筆圧・傾きはペンの仕様とアプリの対応も確かめる
記載なし
端末の対応が要らない静電容量式を選ぶ。筆圧は期待しない

ここで大事なのは、端末の対応が要るペンを対応していない端末で使うと、線も引けない場合があることです。K-PLUSのKPTC-01は、USIに対応していないAndroidスマホ・タブレットでは、通信規格が合わないため指の代わりとしても反応しません(K-PLUS担当者の回答)。「充電式の高いペンなら、安いペンでできることは全部できる」とは限りません。

Androidを使っている人の割合は、数え方で変わります。MMD研究所の調査(2026年2月・18〜69歳の40,000人)では、メインで使うスマホはAndroidが50.8%、iPhoneが49.0%でした。一方、StatCounterのページビュー基準(2026年8月・日本)では、スマホのAndroidは35.25%、タブレットのAndroidは28.6%です。

「線が引ける」と「筆圧が使える」は別の話です

線が引けるのは画面が触れたと認識しているだけで、筆圧や傾きは端末が対応していなければ値そのものが出ません。

Androidの開発者向け公式資料では、筆圧・傾き・ホバー(画面から浮かせた位置の検知)は、タッチの情報に付く「軸」として扱われています。そしてデバイスが対応していなければ、その軸の値は出ないと書かれています。ペンの側にどれだけ機能があっても、受け取る端末が対応していなければ、アプリには届きません。

筆圧と傾きは、端末とアプリの両方が受け取って初めて効く

筆圧と傾きは、ペン・端末・アプリの3つがそろって初めて線の太さや濃さに反映されます。

Androidの公式資料では、筆圧は0〜1の値、傾きは0〜90度(0〜π/2ラジアン)の値としてアプリに渡されます。アプリがこの値を使わなければ、端末が対応していても線の太さは変わりません。

K-PLUSの担当者も、KPTC-01の筆圧・傾き検知・誤操作防止について「ペン側に機能があっても、端末側やアプリ側がUSI 2.0の仕様に対応している必要がある」と回答しています。

手のひらの誤作動防止も、端末の機能です

手のひらを画面についても線が乱れない機能(パームリジェクション)は、端末のOSが手のひらを見分けて働かせます。

Androidの公式資料では、手のひらの接触を検知すると、OSがアプリにその入力の取り消しを伝える仕組みになっています。Android 13以降では、取り消された入力かどうかをアプリが確かめられるようになりました。

ここから言えるのは、確かめる条件が4つあるということです。

  1. 端末のハードウェアがペン入力に対応しているか
  2. ペンの方式が端末と同じか(USIどうし、など)
  3. 端末のOSがその機能を扱えるか
  4. 使うアプリが筆圧や傾きを使っているか

「全機種対応」と書いてあっても、効く機能は端末で変わる

「全機種対応」と書かれていても、筆圧・傾き・誤作動防止が効くかは、端末とアプリの対応で決まります。

K-PLUSに寄せられる相談で、通販の「全機種対応」という充電式ペンを買った人から後で聞く困りごとは、次の2つです(K-PLUS担当者の回答)。

  • 電源は入るのに、文字が途切れる
  • 手をついたときの誤作動の防止が効かない

原因は相談の内容だけでは1つに決められません。ただ、前の章の4つの条件のどれかがそろっていないと、パッケージに書かれた機能は出ません。

安い汎用ペンで足りる人、端末に合わせたほうがいい人

メモ程度なら汎用のペンで足ります。しっかり書き込む、長く使うなら、端末の規格に合ったペンを選びます。

これはK-PLUSの担当者が、使い方を聞いたときに分けている基準です。表にするとこうなります。

使い方 選ぶペン 理由
ちょっとしたメモ、画面のタップ、ゲームの操作 端末の対応が要らない静電容量式 線が引ければ用が足りる。端末を選ばない
授業や仕事でしっかり書き込む、長時間使う 端末の規格に合ったペン 手をついたときの誤作動防止と、途切れにくさが効いてくる
イラストを描く 端末の規格に合ったペン+筆圧対応のアプリ 筆圧で線の太さを変えるには、端末とアプリの対応が要る(後の章)

筆圧が効くかどうかは、ペンの仕様表に「筆圧」「USI」などの記載があるか、そして端末側の公式にその方式の記載があるかで確かめます。どちらかに記載が無ければ、効かない前提で選んでください。

端末の対応が要らないペン(充電不要の静電容量式)

静電容量式のペンは、端末に特別な対応が要らず、指で操作できるAndroidならスマホでもタブレットでも使えます。

サンワサプライの解説では、ペン先の素材にシリコンゴム・導電性ファイバー・ディスク・POM(樹脂)などがあり、いずれも端末側の特別な対応は不要とされています。スマホでタッチペンを使いたいとき、端末メーカーの公式にペン対応の記載が無ければ、このタイプから選ぶのが確実です。

サンワサプライは、ペンの内部で静電気を起こす充電式(アクティブ静電)について、ペン先が細くても反応が安定すると説明しています。このタイプも指の代わりとして動く点では同じ側です。「充電式だから筆圧が効く」「充電式だから端末を選ばない」のどちらも、充電式という言葉だけでは決まりません。

Chromebookは別で、Googleのヘルプは「静電容量式のタッチペンは正常に動作しない場合がある」と書いています。Chromebookは後の章で分けて扱います。

端末の対応が要るペン① 標準規格のUSI

USIは複数のメーカーで共通に使えるペンの規格で、USIに対応した端末でだけ動き、筆圧や傾きも伝えられます。

USI(Universal Stylus Initiative)は、ペンと機器が双方向に通信する方法を決めている団体と規格の名前です。英語版Wikipediaによると、団体の設立は2015年4月です。規格の仕様書そのものは会員向けで、一般には公開されていません(2026年9月12日、USI公式サイトで確認)。

USI 1.0と2.0の違い

USI 2.0は、2022年2月の発表時に、筆圧の段階や色の数が1.0から広がったと報じられています。

項目 USI 1.0 USI 2.0
筆圧 2048段階 4096段階
ペンの色の情報 256色 1600万色以上
無線充電 — NFCで最大1W
画面の方式 — インセル方式のタッチパネルにも対応

出典は9to5Google(2022年2月28日)の報道で、2.0で加わった機能はすべて「オプション」、つまり端末やペンが対応するかどうかは製品しだいとされています。

1.0と2.0の食い違いで起きた事例もあります。USI 2.0だけに対応したChromebook(Lenovo Duet 3)で、USI 1.0のペンが動かなかったことが2022年6月に報じられました(HelenTech、原典は9to5Google)。GoogleがChromeOS向けに出している認定要件は、ペン側に「USI 1.0と2.0の両方の端末をサポートすること」を求めています。規格の上でも、世代の組み合わせは確かめる項目だということです。

USIに対応したAndroid端末を確かめる

USIに対応しているかは、端末メーカーの公式ページに「USI」の記載があるかで確かめます。

Chromebook以外のAndroid端末で公式に確認できる例として、GoogleはPixel TabletがサードパーティのUSI 2.0準拠のペンに対応していると案内しています(ペンは同梱されていません)。一方、Androidスマホ・タブレットのうち何機種がUSIに対応しているかをまとめた公式の一覧は見つかりませんでした。だから、型番ごとに公式ページを見るしかありません。

端末の対応が要るペン② メーカー・製品群限定(S Pen・Xiaomi・Lenovo/NEC)

メーカー専用のペンは、そのメーカーが対応を公表している機種でだけ使え、対応表の外の端末では使えません。

SamsungのS Pen

S Penは、Samsungが機種ごとの対応表を公開していて、対応機種はその表で確かめます。

Samsung公式の解説ページでは、S Penはワコムの電磁誘導(EMR)方式で、充電が要らず、筆圧は4,096段階と説明されています。電磁誘導方式は、ペンに電源を持たず端末のセンサーから電気を受け取るので、端末の側に専用のセンサーが必要です(ワコムの技術資料)。

対応は機種で変わります。Samsungの対応表では、タブレットのGalaxy Tab Sシリーズは対応、Galaxy Z Fold7は非対応と案内されています。Z Fold7はデジタイザーを載せずに薄くした機種として報じられました(ITmedia、2025年7月9日)。また、Galaxy S25 UltraのS PenからはBluetooth接続がなくなっています(ギズモード・ジャパン、2025年1月27日)。同じ「S Pen」でも、機種によって使える機能が違います。

Xiaomi・Lenovo・NECのペン

Xiaomi・Lenovo・NECのペンは、それぞれの公式が挙げている端末の型番に合わせて選びます。

ペン 公式に書かれている対応・仕様 方式の記載
Xiaomi Focus Pen 対応はXiaomi Pad 6S Pro 12.4/Pad 7/Pad 7 Pro。筆圧8192段階 USIへの言及は見当たらない
Lenovo Tab Pen Plus Androidタブレット用。傾き検知・パームリジェクション対応、内蔵バッテリーで約35時間 方式と筆圧の段階は見当たらない
NEC LAVIE Tab T12Nの付属ペン マグネットで充電、筆圧8192段階、傾き検知 方式の記載は見当たらない

方式が公式に書かれていないペンを、USIの端末で使えると考えるのは早計です。ペンを別に買うなら、ペンのページに載っている対応機種の型番と、自分の端末の型番が一致するかを見てください。

端末を選ぶ段階なら、ペンが付属するかも発表資料で分かります。NECのLAVIE Tab T11Nは上位モデルにペンが付き、下位のT11は付きません(PC Watch、2026年8月25日)。LenovoのIdea Tab Pro Gen 2はペンが標準で付属します(ケータイWatch、2026年4月14日)。

Apple Pencil

Apple Pencilの公式の対応機種はiPadだけで、Android端末に対応するという記載はありません。

Appleの公式サイトは、Apple Pencilが使える機種としてiPadを挙げています。Android端末については、対応しないと明記されているのではなく、記載そのものがありません。Androidで使うペンは、この記事の分け方のどれかから選んでください。

自分の端末で使えるペンを確かめる手順

Androidタブレットのペンは、端末の型番を控え、端末とペンの公式で方式と型番が一致するかを見れば確かめられます。

K-PLUSでも、学校や販売店から相談を受けたときに最初に確かめるのは、端末の正確な型番と、対応している規格(USI 2.0など)です(K-PLUS担当者の回答)。個人で1本買うときも、同じ順番で見てください。

  1. 端末の正式な型番を控える——シリーズ名ではなく型番まで。同じシリーズでも機種で対応が違います
  2. 端末メーカーの公式ページで、ペンの記載を探す——「USI」「USI 2.0」「S Pen対応」「専用ペン」などの語があるか
  3. ペンの仕様表の「互換性」「対応機種」を見る——方式(USI 2.0など)か、端末の型番が書かれているか
  4. 端末の型番とペンの型番の組み合わせで最終確認する——メーカーの対応表があれば、それが最後の根拠です
  5. 使うアプリが筆圧に対応しているかを見る——筆圧を使いたい場合だけ

2で何も見つからなければ、その端末は端末の対応が要るペンを受け付けない前提で、静電容量式を選びます。

保護フィルムやマグネット付きのケースを付けたまま反応が変わるときは、いったん外して試すと切り分けられます。反応しないときの切り分けはタッチペンが反応しないときの直し方にまとめています。

イラストを描きたいときに要る4つの条件

Androidでイラストを描くなら、端末・ペン・アプリの筆圧対応と、手のひらの誤作動防止の4つがそろっている必要があります。

条件 確かめる場所
1. 端末がペンの筆圧に対応している 端末メーカーの公式ページ(USI・S Pen・専用ペンの記載)
2. ペンが端末と同じ方式である ペンの仕様表の互換性欄と、メーカーの対応表
3. アプリが筆圧に対応している アプリの公式ページの対応ペン一覧
4. 手のひらをついても線が乱れない 端末とペンの仕様(パームリジェクション)

アプリの側の例として、お絵描きアプリのアイビスペイントは、Android版で筆圧に対応するスタイラスの一覧を公開しています。ワコムのIntuos、XP-PEN、HUION、S Penなどが並び、筆圧が効く条件として、USB接続は「Android 6.0以降のUSB OTG対応端末」、Bluetooth接続は「Android 6.0以降のBluetooth 5.0対応端末」と書かれています。使いたいアプリが決まっているなら、ペンより先にアプリの対応一覧を見るのが近道です。

イラスト用に静電容量式を選ぶ場合は、線は引けても筆圧で太さは変わらない前提で使ってください。

教育現場がAndroid・Chromebookを選んだときのペンの選び方

K-PLUSが学校・販売店から受ける相談では、まず端末の型番と規格を確かめ、管理のしやすさと予備も見られています。

文部科学省の通知(2024年4月17日)では、GIGAスクール構想の第2期の学習者用端末の最低スペック基準で、タッチペンがWindows・Chromebook・iPadのすべてで必須の要件になりました。

まとめ買いで見られている3つ

K-PLUSの担当者が相談で見ている、台数で買う側が重視し個人が見落としやすい点は、管理・予備・ペン先の丈夫さです。

  • 管理のしやすさ
  • 故障したときの予備の手当て
  • 生徒が使っても折れにくいペン先

いずれもK-PLUSに寄せられた相談の範囲の話です(K-PLUS担当者の回答)。K-PLUSでは、20個以上の購入で購入数に応じた予備品を無料で進呈しています(公式の案内)。

学校・販売店からの相談で最初に出るのも「導入する端末で、このペンが本当に動くのか」という互換性の確認です。K-PLUSの担当者は、型番を確かめずに安い互換ペンをまとめて買い、画面にまったく反応しなかったという事例も聞いています。

ChromebookはAndroidと分けて考える

ChromebookはAndroidのアプリが動いても別の製品群で、ペンはUSI対応かをGoogleのヘルプで確かめます。

Googleのヘルプは、ChromebookではBluetoothのタッチペンは使えず、静電容量式も正常に動作しない場合があると明記しています。USIに対応したChromebookの機種別の表もあり、2026年9月12日に確認した時点で14行の機種が載っていて、USI 2.0と書かれているのはLenovo Duet 3の1行、残りの13行はUSI 1.0でした。この表はChromebookだけのもので、Androidのスマホやタブレットの対応状況を表すものではありません。

K-PLUSのeveryは、学校での導入を想定したChromebook向けのUSI規格ペンとして展開しています。

買ったあとに後悔しないための確認

買う前に、替えのペン先・充電の方法・保証・連絡先の4つを見ておくと、困ったときに手当てできます。

K-PLUSに届く購入前の問い合わせで多いのも「手持ちの端末で本当に使えるか」です(K-PLUS担当者の回答)。型番の確認は前の章の手順で済ませたうえで、次を見てください。

見るところ なぜ見るか
替えのペン先が付くか ペン先は消耗品。付属していれば摩耗しても買い直さずに済む
充電の方法 ケーブルの端子(Type-Cなど)が手持ちのものと合うか
保証と返品の条件 端末と合わなかったときに返せるか
日本語で連絡できる窓口 動かないときに、端末の情報を伝えて相談できるか

不具合を連絡するときに用意する3つ

不具合を連絡するときは、端末の正式な型番・OSのバージョン・具体的な症状の3つを最初に伝えると早く進みます。

  • 端末の正式な型番
  • OSのバージョン
  • 具体的な症状(電源が入らない、線が途切れる、など)

K-PLUSの担当者によると、Android向けのペンとiPad向けのペンで壊れ方に大きな違いはありません。ただ、Androidは端末の機種で動きが変わるため、原因を特定するにはこの3つが要ります。

K-PLUSのAndroid向け・USI規格モデル

K-PLUSのAndroid向けはKPTC-01で、USI 2.0に対応した端末で使えるUSI規格のタッチペンです。

項目 KPTC-01(公式仕様)
OS Android
互換性 USI 2.0対応の端末
筆圧感度 4096段階
機能 傾き検知・誤操作防止・磁気吸着
Bluetooth なし
連続使用時間 100時間(5分使わないと自動スリープ、45分後に自動シャットダウン)
ペン先 POM
サイズ・重さ 長さ158mm・直径9.2mm・13g

使える範囲は、K-PLUSの担当者に確認して次のとおりです。

  • USI 2.0に対応した端末で使えます
  • USI 1.0だけに対応した端末での動作は保証していません
  • USIに対応していないAndroidスマホ・タブレットでは、指の代わりとしても反応しません

KPTC-01はUSI 2.0の規格に準拠して設計したペンで、USIやOSの認証を受けた製品ではありません。筆圧・傾き検知・誤操作防止は、端末とアプリがUSI 2.0に対応している組み合わせで使えます。

Chromebookで使う場合は、Chromebook向けのeveryがあります。互換性はUSI 2.0対応の端末で、パームリジェクションと傾き検知に対応し、交換用のペン先2個(合計3個)と1年保証が付きます。

K-PLUSは教育機関向けに累計20,000本を導入しています。故障率は1%以下で、これは教育機関や販売店へ出荷した累計本数に対して、保証期間内に不具合や故障の申告があった割合です(K-PLUS調べ)。

各モデルの仕様はK-PLUSのタッチペン一覧で比べられます。KPTC-01の詳細はKPTC-01の製品ページ、学校や職場でまとめて導入する場合は見積り・無料サンプルのご依頼からご相談ください。

よくある質問

Q. USIの次の版(USI 3.0)は出ていますか。

A. 2026年9月12日にUSIの公式サイトを確認した時点では、ハードウェア開発者向けのページで3.0の仕様づくりへの参加を呼びかけている段階で、仕様の公開は確認できませんでした。いま買うペンは、端末の公式にある「USI 2.0」などの表記に合わせて選んでください。

Q. KPTC-01はBluetoothのペアリングが要りますか。

A. KPTC-01の仕様表では、Bluetooth機能は「なし」です。Bluetoothの設定画面でペンを探す必要はありません。反応しないときは、端末がUSI 2.0に対応しているかと、ペンの充電を確かめてください。

Q. KPTC-01の電源を切り忘れたら、電池がなくなりますか。

A. KPTC-01の仕様では、5分間使わないと自動でスリープし、45分後に自動でシャットダウンします。連続使用時間は100時間です。しばらく置いたあとに反応しないときは、電源を入れ直してから試してください。

Q. Androidスマホで筆圧を使えるペンはありますか。

A. 端末の側が対応している機種に限られます。例えばSamsungは、S Penに対応するGalaxyの機種を対応表で公開しています。スマホの公式ページにペンの記載が無ければ、筆圧は使えない前提で静電容量式を選ぶのが確実です。

Q. Chromebook向けのeveryを、Androidタブレットで使ってもいいですか。

A. K-PLUSではeveryをChromebook向けのモデルとして案内しています。Androidのタブレットで使うなら、OSにAndroidと書かれているKPTC-01を、端末がUSI 2.0に対応しているかを確かめたうえで選んでください。

Q. 100円ショップのタッチペンはAndroidで使えますか。

A. 静電容量式のペンは端末側の対応が要らないので、指で操作できるAndroidなら線を引く用途に使えます。筆圧や手のひらの誤作動防止を使いたい場合は、端末の規格に合ったペンが必要です。

まとめ|先に端末を確かめ、そのあとでペンを選ぶ

Androidのペン選びは、端末がペンの方式に対応しているかを確かめるところから始めると失敗しません。

端末の公式に「USI」「S Pen」「専用ペン」の記載があれば、その方式のペンが使えます。筆圧や傾きが効くかは、ペンの仕様表とアプリの対応まで確かめます。記載が無ければ、端末の対応が要らない静電容量式を選び、筆圧は期待しないで使います。「全機種対応」「充電式」という言葉だけでは、どちらに当たるかは決まりません。

最後の根拠は、端末の型番とペンの型番の組み合わせです。K-PLUSのKPTC-01は、USI 2.0に対応したAndroid端末向けのモデルです。

参考にした資料

仕組みと数字の根拠にした資料です。公式ページは2026年9月12日、K-PLUSの製品ページは9月14日に確認しました。

  1. e-Words スタイラスペンの用語解説 IT用語辞典 e-Words
  2. Android公式サイト スタイラスの解説記事(日本語版) Android
  3. Android Developers スタイラスの筆圧・傾き・ホバー Android Developers
  4. Android Developers スタイラスのパームリジェクション Android Developers
  5. サンワサプライ タッチペンの製品カテゴリと種類の解説 製品カテゴリ/解説記事
  6. ワコム 電磁誘導方式の技術資料 ワコム(PDF)
  7. Google ChromeOSのスタイラス認定要件 Google for Developers
  8. Google USI対応のChromebookの一覧 Chromebook ヘルプ
  9. Google Chromebookでのタッチペンの使用 Chromebook ヘルプ
  10. Google Pixel Tabletのペン対応 Pixel Tablet ヘルプ
  11. Universal Stylus Initiative 英語版Wikipedia
  12. Samsung S Penの解説と対応機種 解説ページ/対応機種
  13. Xiaomi Focus Penの仕様 Xiaomi
  14. Apple Pencilの製品ページ Apple
  15. アイビスペイント 筆圧対応スタイラスの一覧(Android版) ibisPaint
  16. MMD研究所 メイン利用スマホの調査(2026年2月・n=40,000) MMD研究所
  17. StatCounter 日本のスマホ・タブレットのOSシェア(2026年8月・ページビュー基準) スマホ/タブレット
  18. K-PLUS 製品仕様 KPTC-01/every
  19. 報道:9to5Google(USI 2.0の発表、2022年2月28日)/HelenTech(Lenovo Duet 3とUSI 1.0ペン、2022年6月16日)/ギズモード・ジャパン(Galaxy S25 UltraのS Pen、2025年1月27日)/ITmedia(Galaxy Z Fold7、2025年7月9日)/ケータイWatch(Lenovo Idea Tab Pro Gen 2、2026年4月14日)/PC Watch(NEC LAVIE Tab T11N、2026年8月25日)
  20. 文部科学省 GIGAスクール構想 第2期の学習者用コンピュータ最低スペック基準(2024年4月17日通知)
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